代表不動産鑑定士の活動実績を更新しました >

【地価】久留米の閑静な邸宅街「櫛原町」を追う。伝統ある住環境と高い交通利便性が地価を支え、+3.2%の上昇。

活動写真

【執筆・監修】
不動産鑑定士 上銘 隆佑
上銘不動産鑑定士事務所 代表

活動写真

【執筆・監修】
不動産鑑定士 上銘 隆佑
上銘不動産鑑定士事務所 代表

こんにちは、不動産鑑定士の上銘です。

久留米市内でステータス性の高い住宅街の一つが中心市街地の「櫛原町(くしはらまち)」です。

由緒ある佇まいと、西鉄久留米駅に近いこのエリアは、久留米市を代表する人気住宅地として確固たる地位を築いています。

老舗の「萃香園ホテル」が、エリアの品格を上げてくれているように感じます!

萃香園ホテルHPより

今回は、2026年(令和8年)に発表された最新の公示地価データを基に、なぜ櫛原町が選ばれ続けるのか、不動産鑑定士の視点から見ていきます。

目次

堅調に上昇。櫛原町の地価動向

まずは、櫛原町における最新の公示地価(久留米-15)をご覧ください。

櫛原町
年次価格変動率
2026年159,000円/㎡+3.2%
2025年154,000円/㎡+4.8%
2024年147,000円/㎡+6.5%

データから見て取れる通り、3年連続で上昇を記録しています。

福岡都市圏のような急激な高騰とは異なり、地価+3.2%という堅実な上昇幅を維持している点は、この街の安定した人気を示しています。

なぜ櫛原町は選ばれ続けるのか?3つの理由

不動産鑑定士の視点で見ると、櫛原町エリアの人気には、伝統的な住環境の良さと都市機能へのアクセスの良さがバランスしているという「強み」があります。

1. 西鉄久留米駅、西鉄櫛原駅の利便性と住環境の調和

櫛原町の大きな特徴は、西鉄久留米駅と西鉄櫛原駅に近く、福岡市中心部(天神)や久留米市の中心市街地へのアクセスが非常に良好であることです。

また、一歩路地に入れば非常に静かで落ち着いた住環境が広がっています。

「交通の利便性」と「住まいとしての落ち着き」の両方を享受できる点が、富裕層から選ばれる最大の理由です。

2. 歴史が育んだ「品格ある住まい」のブランド

櫛原町は、古くからの邸宅地として街並みが形成されてきました。

整然とした区画が多く、緑も豊かで、住民のコミュニティ意識も非常に高いエリアです。

こうした歴史が育んだ「品格」は、新興住宅地には出せないこの街特有のブランド力であり、長く住みたいと考える層から支持を得ていると考えられます。

3. 公園や施設がもたらす「ゆとりある暮らし」

周辺には櫛原天満宮や久留米市中央公園など、文化施設や公園が近くに立地しています。

都心でも緑が多いという点は、ファミリー層やシニア層にとって大きな魅力です。

商業・娯楽機能と自然環境のバランスが良いことが、地価を支えています。

参考:各都市の地価動向(住宅地平均)

九州内の主要な市の平均地価上昇率をまとめてみました。

全都市で上昇しており、安定した成長が伺えます。

【住宅地の地価変動率平均】
福岡市 + 7.0%
北九州市 + 1.2%
久留米市 + 3.0%
佐賀市 + 4.6%
長崎市 + 1.1%
熊本市 + 3.2%
大分市 + 4.7%
宮崎市 + 1.1%
鹿児島市 + 0.8%
那覇市 + 5.3%

※令和8年地価公示より筆者算出

不動産鑑定士の視点:今後の櫛原町の地価はどうなる?

櫛原町エリアの地価は、今後も安定して推移すると見ています。

久留米市内の住宅地の中でも、生活利便性と由緒ある住環境のバランスが整った場所は希少です。

駅へ近く、更に立地イメージがいいという点は、今後も支持されると考えます。

ただし、その分価格は高騰しているので、生活に合っているかを見極めることが大切です。

2026年現在、JR久留米駅付近も開発が進み、タワーマンションが分譲中です。「博多駅」へのアクセスのしやすさは、JR久留米駅側に軍配が上がります。

生活スタイルに合わせて、住む場所を決めることが、満足度に繋がるはずです。

専門家へのご相談はお気軽に

「櫛原町エリアの物件を評価してほしい」「地代や家賃の見直しを考えている」といったご相談がございましたら、お気軽に上銘不動産鑑定士事務所までお問い合わせください。

最新の市場データと、現場の実務経験に基づいた公正かつ客観的な評価をさせていただきます。

上銘不動産鑑定士事務所

不動産鑑定を専門としており、不動産に関する時価及び適正賃料についての解決の実績がございます。


以上です。お読みいただき、ありがとうございました。

この記事の執筆者

活動写真

不動産鑑定士 上銘 隆佑
Ryusuke Joumei

上銘不動産鑑定士事務所 代表。
大和不動産鑑定株式会社 東京本社に2014年に入社後、2019年に不動産鑑定士登録(第10401号)。国内系不動産アセットマネジメント会社への出向を経て、大和不動産鑑定株式会社九州支社へ赴任。2024年に同社を退職し、上銘不動産鑑定士事務所を開所。
適正家賃、関係者間売買、証券化対象不動産、銀行の担保不動産、公有地の売買に係る不動産鑑定評価を中心に、不動産鑑定評価に携わる。
不動産鑑定業 福岡県知事 第(1)-347号

info@jkantei-office.com
お問い合わせはこちらから >

目次