
公益社団法人 福岡県不動産鑑定士協会の会員として「不動産鑑定士と行ってきました!福岡編」の動画に出演しました。
内容は「福岡都心部の不動産市況」についてです。カメラに向かって話すのはなかなか気恥ずかしいですが、学生さんと一生懸命撮ってきましたので、ぜひご覧ください!
「不動産鑑定士と行ってきました!福岡編」



学生:
今日はお忙しい中ありがとうございます。実は、不動産鑑定士というお仕事に興味がありまして、ぜひお話を聞かせていただけたらなと思って来ました。
上銘(不動産鑑定士):
こちらこそ、ありがとうございます。関心を持ってもらえるのはとても嬉しいです。不動産鑑定士って、一般的にはあまり知られていない職業かもしれませんが、実はとても奥が深くて面白い仕事なんですよ。
学生:
そうなんですね。私のまわりにはあまり鑑定士の方がいなくて、どんなことをされているのか、実はあまりイメージが湧いていないんです。
上銘(不動産鑑定士):
確かに、普段の生活ではなかなか接点がないかもしれませんね。不動産鑑定士の仕事は、一言で言えば「不動産の価値を判断して、それを評価書という形でまとめる」ことです。
学生:
評価書というのは、どういう場面で使われるんですか?
上銘(不動産鑑定士):
たとえば、銀行がお金を貸すとき、その不動産が担保としてどれくらいの価値があるのかを知りたい場面がありますよね。そういったときに評価書が必要になるんです。あとは、不動産を売買する時や、相続や税務の場面でも使われます。
学生:
なるほど…たしかに、そういう場面では正確な価値を把握する必要がありますよね。
上銘(不動産鑑定士):
そうなんです。単に「この不動産はいくらです」と言うだけじゃなくて、「なぜその価格になるのか」という根拠を、法的にも説明できる形で示す必要があるんです。
学生:
たしかに、評価の根拠がしっかりしていないと、いろんなところでトラブルになりそうですね。
上銘(不動産鑑定士):
おっしゃるとおりです。不動産って高額なものなので、評価次第で判断や取引が大きく変わってしまうこともあるんです。だからこそ、第三者として中立的に価値を判断する鑑定士の役割が重要になるんです。
学生:
なるほど…そういう中立的な立場って、法律とかルールにもとづいて判断するってことですか?
上銘(不動産鑑定士):
はい、まさにそうです。不動産鑑定評価基準という国の定めたルールがあって、それに沿って評価していきます。もちろん現地を見たり、周辺の取引事例を調べたりもしながら、理論的に説明できる価格を導き出します。
学生:
現地もちゃんと見に行くんですね!デスクワークだけじゃないんですね。
上銘(不動産鑑定士):
そうなんです。実際に足を運んで、その土地や建物の状態、周囲の環境を自分の目で確認します。机の上だけで判断するのは危険なので、現地調査はとても大事なプロセスです。
学生:
なんだか、探偵みたいですね(笑)
上銘(不動産鑑定士):
あはは、確かにそうかもしれませんね。不動産の価値を決めるって、いろんな情報を集めて、状況を読み解く力が求められるんです。
振り返り
動画取るのって大変ですね。。理事の方々は前日にロケ地下見までしてくださっていました。頭が上がりません。
今回は講師兼出演者という貴重な機会を頂き、福岡県不動産鑑定士協会・担当理事の方々、撮影スタッフの方々に御礼申し上げます。
動画版はこちらからご覧ください。

以上です。お読みいただき、ありがとうございました。
不動産鑑定士 上銘 隆佑
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]