不動産市況の景気動向指数(DI調査)令和7年1月実施│福岡県全域で「上昇感に落ち着きを実感」との回答が最多

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【執筆・監修】不動産鑑定士 上銘 隆佑
上銘不動産鑑定士事務所 代表

目次

DI調査から見る市場の体感値

公益社団法人福岡県不動産鑑定士協会が年に2回、宅地建物取引業者を対象にアンケート調査を実施し、不動産市況の先行きについて指数化しています。

「DI調査」(Diffusion Index=景気動向指数)は貴重な情報です。

不動産鑑定士より不動産取引実務に近い宅地建物取引業者の回答は非常に参考になります!

2024年(令和6年)冬に実施された第20回調査では、福岡県全体として「上昇感に落ち着きを実感」という回答が最も多く見られました。

特に、半年後の地価の予測という回答では

  • 福岡地域:半年後も上昇を予測
  • 北九州地域:半年後も上昇を予測
  • 筑後地域:半年後も上昇を予測
  • 筑豊地域:上昇感から転じて下落を予測

このように、県全体では堅調な推移を見せながらも、地域ごとに温度差があるのが現状です。

詳細は表にまとめましたので、ご覧ください。


以上です。お読みいただき、ありがとうございました。
不動産鑑定士 上銘 隆佑

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