

よく「今年の合格者はどんな人が多いですか?」とご質問を頂きます。
2026年10月16日に論文式試験の合格発表がありました。国土交通省の公表資料をもとに、私なりに整理しました。
結論:合格者は208名。前年より35名(約2割)増えました
| 2026年 | 2025年 | |
|---|---|---|
| 受験者 | 1,182名 | 981名 |
| 合格者 | 208名 | 173名 |
| 合格率 | 17.6% | 17.6% |
注目は、合格率が前年と同じ17.6%という点です。
つまり、合格者が増えた理由は「試験が易しくなった」からではなく、「受験者が約2割増えた」からと考えられます。
年代別では、20代が約半数
| 年代 | 合格者(2026年) | 合格率 |
|---|---|---|
| 20歳未満 | 1名 | 25.0% |
| 20代 | 109名 | 26.8% |
| 30代 | 63名 | 19.9% |
| 40代 | 22名 | 10.6% |
| 50代 | 9名 | 5.4% |
| 60歳以上 | 4名 | 5.0% |
20代の合格者は109名で、全体の約52%です(前年は72名で約42%)。平均年齢も33.6歳から31.6歳に下がりました。
一方で、60歳以上の合格者も4名いらっしゃいます。最年少は19歳、最高齢は63歳でした。
個人的には、「若い人が増えている」のと同時に、「年齢に関係なく合格できる試験」でもあると思います。
福岡の状況
福岡会場の合格者は15名でした(前年17名)。
福岡で受験された方が一定数いらっしゃることは、福岡で開業している私としても嬉しいです。
合格者が増えると、実務修習はどうなる?
合格者が増えるということは、すぐに実務修習へ進む方も増えるということです。
正直なところ、修習機関の定員には限りがあるため、申込みが遅れると1年遅れる可能性があります。
実務修習の費用や実態は、別の記事で詳しく書きます。
不合格だった方へ
今年は合格率17.6%でしたので、8割以上の方が不合格でした。
私自身も、過去に受験して悔しい思いをした一人です。ただ、不動産鑑定士の試験は、年齢や経歴に関係なく合格者が出ています。
次回に向けて、ぜひ前向きに準備を続けてください。応援しています。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました。
出典:国土交通省「令和8年不動産鑑定士試験の合格者が決定しました」(別紙2・3)、令和7年の同資料
以上です。お読みいただき、ありがとうございました。
この記事の執筆者

不動産鑑定士 上銘 隆佑
Ryusuke Joumei
上銘不動産鑑定士事務所 代表。
大和不動産鑑定株式会社 東京本社に2014年に入社後、2019年に不動産鑑定士登録(第10401号)。国内系不動産アセットマネジメント会社への出向を経て、大和不動産鑑定株式会社九州支社へ赴任。2024年に同社を退職し、上銘不動産鑑定士事務所を開所。
適正家賃、関係者間売買、証券化対象不動産、銀行の担保不動産、公有地の売買に係る不動産鑑定評価を中心に、不動産鑑定評価に携わる。
不動産鑑定業 福岡県知事 第(1)-347号
info@jkantei-office.com
お問い合わせはこちらから >
-scaled.png)